経験があっても賢くなければ「牛」だ…トッテナム監督の例えが深い

『Irishexaminer』は17日、「トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、自分たちはどこでも優勝候補ではないと話した」と報じた。

本日インテルとの試合でUEFAチャンピオンズリーグでの戦いをスタートさせるトッテナム。しかしプレミアリーグではここに来て2連敗を喫しており、調子を落としている。

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ポチェッティーノ監督はこの状況について以下のように話し、トッテナムはどんな大会でも優勝を争える存在ではないと語ったという。

マウリシオ・ポチェッティーノ 「我々はいかなる大会においても現実的な優勝候補ではない。私の観点ではね。

もしワトフォード戦のような顔を見せれば、そうなることは不可能だ。リヴァプール戦のような顔を見せるなら、とても難しくなる。

マンチェスター・ユナイテッド戦のようなことが出来れば、答えはYESになるかもしれない。オールド・トラッフォードでの試合を終えたあと説明した。地に足を着けて進むのは難しい。

しかし、我々はより一層努力をして競争力を高め、成長しなければいけない。2連敗したことは良かったのだ。

だが、目覚ましで起きたのならば、成長しようとしなければいけない。時間もある。まだシーズンは始まったばかりだ。

我々は自分たちのベストを見せて、優勝候補にふさわしいと証明する必要がある。一貫性を持つことがその道を作る。

成長するためには現実を見ることが重要だ。優勝候補になるためには、多くの、多くのことを改善する必要がある。

いいチームにならなければ、勝ったり負けたりが続くだけだ。優勝候補には許されないことだ」

(チャンピオンズリーグに自信はある?)

「経験は経験だ。それを生かして、さらにハングリーになり、モチベーションを高め、加えて賢くなる必要がある。賢くなければ、それが将来の助けになることはない。

牛みたいなものだね。10年間毎日同じ時間に電車はやってくる。しかし牛はいつ電車が来るのか答えられない。

サッカーも同じだ。モチベーション、環境、様々なものが重要だ。

ハングリーさとモチベーションを持って正しい方法で戦うのであれば、経験と同じくらいの助けになるのだ」

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