日本溶接協会、用語事典の専用アプリを配信

 日本溶接協会は、溶接用語事典の専用アプリを開発した。最新の第2版に収録する溶接の専門用語をタブレットやスマートフォンで閲覧可能。無料で約2千語、アプリ内の課金でさらに約3千語を検索できる。すでに各ストアで配信を始めており、一般にも手軽な検索ツールを通じて溶接の用語に対する理解を深める契機につなげてもらう。

 アプリではお気に入り画面で最大300件の登録に対応し、最新300件の閲覧履歴を管理する。ピンチアウトで解説を拡大して見られ、図の詳細箇所も確認できる。全文検索で解説文中の文字列も調べられるなど利用者の目線で利便性に富んだ機能を多数備えている。

 協会では直接専用のサイトに接続できるQRコードを載せたチラシを作成。日本溶接学会が先週12日から14日にかけて愛媛大城北キャンパス(松山市)で開催した秋季全国大会において、協会のブースで来場者に配布するなどアプリの周知に乗り出している。

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