愛知製鋼「鉄の教室」、今月末からスタート 7小学校で開催

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は18日、小学生に鉄の可能性を伝える社会貢献活動「鉄の教室」を、今年度も9月末から10月初旬までに計7回開催する、と発表した。同社の本社がある東海市の全小学校(6校)および名古屋市内の緑小学校で実施するもので、来年2月からの開講を含め、今年度は東海市内の全小学校および名古屋市内の小学校で計16回開催する予定。 

 教室は、2010年度からスタートし、今年度で9年目。初年度は、年1回・東海市内の3小学校での開催だったが、翌年からは年2回(9月度、2月度)とし、東海市内全校で毎年開催している。

 昨年からは、名古屋商工会議所の「モノ+ガタリ」プロジェクトへ参画。今年は名古屋市立緑小学校でも教室を行う。

 授業では、同社社員や技術学園生、グループ企業の社員が講師とアシスタントを務め「磁石づくり」の講義・実験を通じ「鉄」についての理解を深めてもらうことにしている。

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