【チャンピオンズリーグ】アトレティコ&ドルトムントが敵地で勝利!香川は途中出場

現地時間の19日に2018-19シーズンUEFAチャンピオンズリーグが開幕し、グループAではボルシア・ドルトムントとアトレティコ・マドリードがアウェイの地で開幕戦迎えた。

12-13シーズンぶりの決勝進出を狙うドルトムントはベルギーでクラブ・ブルージュと対戦。序盤からブルージュの猛攻に遭いチャンスを掴めないドルトムントは、ホームチームの勢いに押され完全に防戦一方の展開となってしまう。それでも、後半に日本代表MF香川真司が今季初の出場を果たすと、試合のムードは一変する。前線にリズムが生まれシュートを放つ場面が増えドルトムントが主導権を掌握。85分にDFのクリアボールがクリスティアン・プリシッチに当たってそのままゴールに吸い込まれ、アウェーチームが先制に成功する。この1点が決勝弾となり、ドルトムントがアウェイで勝利を収めた。

グループAのもう一戦では、アトレティコがフランスの強豪モナコと対戦。精度の高いパス回しで前線までボールを運ぶも、なかなかゴールを奪えないアトレティコは、18分にモナコに一瞬の隙を突かれ先制弾を許してしまう。直近2試合で勝利のないこともありアトレティコに不穏な空気が漂い始めたが、二枚看板の一角であるディエゴ・コスタの一撃が払しょくする。31分にアントワーヌ・グリーズマンのダイレクトパスからディフェンスラインの背後に抜け出すと、右足で冷静に流し込み同点に追い付く。これで勢いに乗ったアトレティコは、前半アディショナルタイムに右からのコケのCKからホセ・ヒメネスが強烈なヘディングシュートを叩き込み逆転に成功。最後まで1点差を守り切ったアトレティコが敵地で勝ち点3を獲得した。

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