ウォーカー逆転弾 ヤンキースが宿敵の地区優勝を阻止

【レッドソックス2-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レッドソックスが勝てば地区優勝決定というライバル対決は、3回表にレッドソックスがJ.D.マルティネスの犠牲フライで1点を先制。レッドソックス先発のネイサン・イバルディ(6回2安打無失点)とヤンキース先発のJ.A.ハップ(6回4安打1失点)の好投によりロースコアの接戦となった。7回裏、ヤンキースはレッドソックス2番手のブランドン・ワークマンから一死1・2塁のチャンスを作り、ここでマウンドに上がった3番手のライアン・ブレイシアからニール・ウォーカーが10号逆転3ラン。最終回に守備のミスから1点差に迫られたものの、ヤンキースがリードを守り抜き、宿敵・レッドソックスの地区優勝を阻止した。

なお、この試合ではヤンキースのアーロン・ジャッジが日本時間7月27日以来となるスタメン復帰。4打数ノーヒットに終わったものの、第1打席で初速112.1マイル(約180.4キロ)のライトライナーを放つなど、近い将来の完全復活を予感させた。また、ヤンキースはウォーカーが今季10号本塁打を放ったことにより、2ケタ本塁打到達者が11人に(スタントン34、グレゴリアス26、ジャッジ26、アンドゥハー24、ヒックス24、トーレス23、サンチェス16、ガードナー12、バード11、ロマイン10、ウォーカー10)。これは2004年のタイガース、2015年のアストロズ、2016年のツインズ、そして昨年のアストロズと並ぶメジャータイ記録となった。

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