みんなは一人のために 一人はみんなのために 三阪洋行 選手兼任監督(ウィルチェアーラグビー)

車いすのラガーマン・三阪洋行選手兼任監督が登場。

生まれ育った地は高校ラグビーの聖地「花園ラグビー場」がある東大阪市。物心がつく頃には、だ円形のボールを持って公園を走り回っていた。中学ではラグビー部に入り、高校では「夢の花園」を目指す日々を送っていた。

しかし、高校3年の時、練習中の事故で頸髄を損傷し病院に担ぎ込まれた。「先生、僕もう一度ラグビーができますよね」という問いかけに「できる」と答えてくれる医師はいなかった。絶望の日々を送っていたが、車いすラグビー「ウィルチェアーラグビー」との出合いが、その後の人生を変えた。

2004年アテネからパラリンピックに3大会連続出場し、2016年リオでは日本代表のアシスタントコーチとして、日本初となる銅メダル獲得に貢献した。

2014年からバークレイズ証券に勤務しながら日本代表のコーチとして活躍し、さらに現在は、自身が立ち上げた東北ストーマーズで、選手だけでなく監督業までを務める多忙な日々を送っている。

ラグビーでけがをしてからおよそ20年。三阪選手が走り続ける理由とは?三阪選手が見つめるその先の自分とは?

 


三阪 洋行(みさか・ひろゆき)

三阪洋行選手兼任監督 (ウィルチェアーラグビー)

1981年6月生まれ 37歳 大阪府東大阪市出身 

所属 バークレイズ証券

 

高校生の時にラグビー練習中の事故で頸髄を損傷し、車いすユーザーとなる。8カ月間の入院後にウィルチェアーラグビーと出合い、4年後には最年少で日本代表に選出された。2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンと3大会連続でパラリンピック出場。ロンドン大会では副主将を務め、4位入賞という好成績を収めた。2014年からバークレイズ証券に勤務。

2016年には日本代表のアシスタントコーチとして、リオデジャネイロパラリンピックへ出場。同競技日本初となる銅メダル獲得に貢献した。

2017年には「東北を元気にする」を目標に、ウィルチェアーラグビーチーム『TOHOKU
STORMERS(東北ストーマーズ)』を立ち上げ、プレーイングマネージャーとして障がい者スポーツの拡大にも取り組んでいる。

PARA☆DO!
フジテレビパラスポーツ応援プロジェクト

PARA☆DO! ポータルサイト
Twitter
Facebook

© 株式会社フジテレビジョン