マンUの守備でCL制覇は無理! 「もしデ・ヘアがいなかったら……」

マンUを支えるデ・ヘア photo/Getty Images

昨季はベスト16でセビージャに敗れるという屈辱を味わったマンチェスター・ユナイテッドは、今季チャンピオンズリーグで上位に食い込めるのだろうか。

クラブOBのリオ・ファーディナンド氏の答えはNoだ。英『BT Sport』によると、同氏はマンUの守備陣を問題視しており、今の守備力でチャンピオンズリーグを制するのは不可能と考えている。

「優勝には十分と思わない。勝利する全てのチームの土台には守備がある。ユナイテッドの守備は十分ではないし、補強もしていない。上手くやるのは難しいと思うね。ユナイテッドはゴールにスーパーマンがいる。もしデ・ヘアがいなかったら、ここ3、4年の彼らに何が起きていたか分からないよ」

昨季敗れたセビージャ戦でも、守護神デ・ヘアはスーパーセーブを連発していた。デ・ヘアがいなければ大差をつけられて敗れた可能性だってあり、DF陣の働きは十分なものとは言えないだろう。今季はグループステージでクリスティアーノ・ロナウド擁するユヴェントス、セビージャと同じスペイン勢のバレンシア、スイスのヤングボーイズと同居している。ユヴェントスは優勝候補の一角であり、バレンシアも実力あるチームだ。最悪の場合はグループステージ敗退まで想定しておくべきかもしれない。

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