【平成の長崎】ビル屋上に専用コート 長崎 気軽にストリートバスケ 平成5(1993)年

 20代の若者を中心に人気のストリートバスケットボールの長崎県初の専用コートが、長崎市川口町の山崎ビル屋上にオープンした。
 ストリートバスケットはバスケットボールの小型版で、1チーム3人で通常コートの半分弱のスペースでプレーする。現在県内に約120チームあり、年齢層は小学生から社会人まで幅広い。
 コートを開設したのは、カラオケなどレジャー業を手がけるフーパーズランド(同市川口町)で、チームに練習場所を提供し、ストリートバスケットの普及、活性化を図るのが目的。
 コート1面と、練習コートが2カ所あり、雨天、夜間時も使用可能。1時間500円(1人)で貸し出すほか、定期的にトーナメント、リーグ戦を開催する。同社の山崎秀樹専務は「青空の下で気軽にストリートバスケットを楽しんでほしい」と話していた。(平成5年8月5日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

ビル屋上にオープンしたストリートバスケット専用コート=長崎市川口町、山崎ビル

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