タッチ数もパス本数も全てが1位! プレミアを支配する”パスマスター”

チェルシーのジョルジーニョ photo/Getty Images

たった1人の獲得でこうもチームはガラリと変わるものなのか。今季からチェルシーを指揮するマウリツィオ・サッリの頭脳となっているのが、ナポリから引き抜いた教え子のMFジョルジーニョだ。

ジョルジーニョは中盤の底からゲームをコントロールしており、チェルシーのプレイスタイルは昨季から大きく変わった。では、ジョルジーニョがいかにチームに貢献しているのか。それがよく分かるスタッツがあると英『Football London』は特集している。

ジョルジーニョはここまでプレミアリーグでプレイする選手の中ではボールタッチ数が558回で1位、パス成功本数が466本で1位、相手陣内でのパス本数331本で1位、ファイナルサードでのパス本数146本で2位となっているのだ。同メディアはジョルジーニョをパスマスターと称賛しているが、それにふさわしいスタッツと言えよう。

セスク・ファブレガスのように派手なスルーパスを通すようなケースは多くないが、中盤の底から正確にパスを散らしているのが印象的だ。ポゼッションを確保するための巧みなポジショニングなど、ジョルジーニョの貢献度は大きい。まだ開幕から5試合だが、すでにジョルジーニョは大黒柱となっている。

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