海賊版サイト遮断、結論持ち越し

賛否併記も対立解けず

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 漫画などの海賊版サイト対策を検討する政府の有識者会議は19日、中間報告書を巡る結論を持ち越した。前回会合での素案は、強制的に見られなくする接続遮断(ブロッキング)の法制化を前提とした記述が多く、異論が続出。事務局が賛否両論の併記を中心とする修正案を示したが対立は解けず、想定されてきた19日の決着は先送りとなった。

 接続遮断の法制化は会議発足前の4月に政府が打ち出した。インターネット事業者が全利用者のアクセス先を調べる作業を伴い、憲法が保障する「通信の秘密」を侵すという懸念の根深さが鮮明になっている。