ゴンサルベルが初勝利 ツインズ打線2桁安打で強力援護

【ツインズ8-2タイガース】@コメリカ・パーク

24歳左腕、念願のメジャー初勝利だ。ツインズは敵地で迎えたタイガース戦で2番手として登板したスティーブン・ゴンサルベスが6回1安打無失点の好投をみせて念願の初勝利を飾った。8月後半に昇格した直後は先発として登板していたものの、前回登板からリリーフに。そして今試合では2回から6イニングを投げて見事に試合をつくった。

この日のツインズの先発はガブリエル・モヤだったが、初回を抑えたところで降板し、その後を継いだのがゴンサルベルだった。彼がマウンドに立つ前の時点で打線は2回の攻撃で無死一・二塁からタイラー・オースティンやエイレ・アドリアンザ適時打などで一挙4得点し援護に守られた状態だった。ゴンサルベルはフォーシームを中心にチェンジアップやカーブなど緩急を駆使して相手打線に的を絞らせず勝利投手の権利を得た。打線はその間にも2点を追加して6-0とリードを広げた。さらに8回にも追加点を挙げて試合を有利に進めた。

このままでは終われないタイガースは8回終了時点で8点差と敗戦濃厚も最終回に意地をみせる。先頭のピート・コズマが出塁するとその後は1死一・二塁のチャンスをつくる。そしてニコラス・カステヤーノスとマイキー・マートゥックにそれぞれ適時二塁打と犠牲フライが飛び出して2点を返したが、序盤の失点が響きチームはわずか4安打で敗戦となった。また、この日にメジャー初先発となったスペンサー・ターンブルが4回6失点と安定感を欠いた。

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