「新たな支援を」―室蘭市職員が被災地の現状報告

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 胆振東部地震を受け、厚真、安平町に派遣された室蘭市職員6人が19日、現地での活動内容や感じたことなどを青山剛市長に報告した。

 厚真町の避難所運営には職員3人が派遣された。生活環境部の伏見敏宏係長(47)は現地での寝泊まりの様子や仕事内容を説明した。総務部の井下文博さん(27)は「避難者も早朝から家の片付けに出掛け、早く日常を取り戻したいという前向きの姿勢を感じた」という。保健福祉部の野島滉太さん(24)は「町役場の職員は罹(り)災証明の発行などやるべきことが多い」と話し、新たな支援の必要性も訴えた。

 水道部からは安平町の給水支援のため、19日現在で8人が派遣された。現地で応急給水隊を指揮した氏家知昭主幹(46)と阿部啓之主幹(50)、補水作業に当たった武田学主幹(51)は「住民から『水がないのはつらい』という声が聞こえてきた」など現地の様子を伝えた。

 青山市長は「今回得た経験や教訓を周りの職員にも話し、何かあったときには生かしてもらいたい」と話し、「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉を送った。 (林帆南)

【写真=青山市長に厚真、安平町での活動内容を報告する市職員】