ピスコッティが2安打5打点の活躍 アスレチックス大勝

【エンゼルス0-10アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは4回裏にジェッド・ラウリー、スティーブン・ピスコッティ、ラモン・ラウレアーノのタイムリーとジョナサン・ルクロイの犠牲フライで大量6点を先制し、続く5回裏にはピスコッティが25号3ラン。7回裏にはラウレアーノの犠牲フライでリードを10点に広げた。先発のブレット・アンダーソンは7回途中まで82球を投げ、3安打無失点の好投。あとを継いだ3人のリリーバーもエンゼルス打線を無得点に抑え、アスレチックスは10対0で大勝した。好投のアンダーソンは今季4勝目(5敗)をマークし、アスレチックスのポストシーズン進出に向けてのマジックは「6」に。「4番・指名打者」の大谷翔平は7回表に内野安打を放ち、3打数1安打だった。

3連敗中のアスレチックスだったが、ピスコッティの活躍もあってエンゼルスに大勝。ピスコッティは「僕たちは連敗についてそれほど心配していなかったよ。特にミーティングをしたわけでもない。試合に勝てばいいだけだからね」と頼もしいコメントを残した。レギュラーシーズン残り10試合でワイルドカード3位のレイズとは5.5ゲーム差がついており、ポストシーズン進出は濃厚。焦点は地区首位アストロズとの4ゲーム差、ワイルドカード首位ヤンキースとの2.5ゲーム差をどこまで縮められるかというところに移っている。明日からもポストシーズン圏外のチームとの対戦が続くため、大逆転が起こる可能性は十分にありそうだ。

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