【チャンピオンズリーグ】開始29分でロナウド退場も…ピャニッチのPK2発でユベントスが白星を飾る

一発退場となったロナウド

UEFAチャンピオンズリーググループステージが19日に行われ、イタリア王者ユベントスはアウェイでバレンシアと対戦した。

過去4年間で2度チャンピオンズリーグ決勝戦に進出するも、あと一歩のところで優勝を逃してきたユベントス。悲願のCL制覇に向けて、優勝請負人クリスティアーノ・ロナウドをこの夏に加入し盤石の態勢で初戦に臨んだ。

アウェイながら積極的に攻撃を仕掛けるユベントスは、ロナウドの折り返しにマリオ・マンジュキッチ、サミ・ケディラのシュートなど決定的な場面を幾度となく創出し、試合の主導権を握る。得点まで時間の問題と思われたが、29分にアクシデントが発生する。ゴール前で相手DFと交錯したロナウドに対し、悪質なプレーと判断した主審はまさかの一発レッドカードを提示。ユベントスは半分以上の時間を残し一人少ない状態での戦いを強いられてしまう。それでも、攻撃の手を緩めなかったユベントスは、前半終了間際にジョアン・カンセロがペナルティエリア内でダニエル・パレホに顔を蹴られてPKを獲得。このチャンスをキッカーのミラレム・ピャニッチが確実に沈め、1点リードで試合をり返す。

二度のPKを確実に決めたピャニッチ

数的不利を感じさせないユーベは後半開始早々、CKの流れでレオナルド・ボヌッチが倒されたとして再びPKをゲット。キッカーを担当したピャニッチは一回目と全く同じコースにシュートを決め、リードを広げることに成功する。後半アディショナルタイムにはバレンシアにもPKが与えられるなど、稀に見る試合展開となったが、ユベントスがきっちり勝利をモノにして勝ち点3を獲得した。

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