西・東日本で長雨予想 農作物の管理に注意

日照時間の平年比 出典:気象庁(吹き出し部分は加筆)

 東日本と西日本では、9月はじめから曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態が続いている。この状態は、今後2週間程度は続く見込みだとして、気象庁は「東日本と西日本の日照不足と長雨に関する全般気象情報」を発表し、農作物の管理等に十分注意するよう呼び掛けた。

9月30日までの各地の予想天気

 東日本と西日本では、前線や台風、湿った空気の影響で、9月はじめから曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態が続いていてる。9月1日以降の日照時間は、広い範囲で平年の6割から7割程度となっており、降水量も平年の2倍を超えている所がある。今後2週間程度は、前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態が続く見込みだ。

<日照時間と降水量(9月1日から9月19日まで>※速報値
  日照時間(平年比)  降水量(平年比)
 東京 74.7時間(92%)  171.5ミリ(135%) 
 新潟 84.6時間(80%)  198.5ミリ(190%) 
 名古屋 68.8時間(69%) 173.5ミリ(122%) 
 大阪 64.1時間(61%)  180.0ミリ(192%) 
 広島 69.8時間(65%)  171.5ミリ(168%) 
 高松 69.6時間(65%)  281.5ミリ(360%) 
 福岡 79.7時間(76%)  63.0ミリ (55%)

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