UEFAチャンピオンズリーググループステージが19日に開催され、グループHでマンチェスター・ユナイテッドがアウェイの地でヤングボーイズと対戦した。
昨シーズンは決勝トーナメント1回戦でセビージャにまさかの敗戦を喫したユナイテッド。今季こそCL優勝争いに加わろうと高いモチベーションで初戦を迎えたが、公式戦初対決と得体の知れないヤングボーイズと慣れない人工芝のピッチということもあり、序盤は苦戦を強いられてしまう。ミドルレンジからの強烈なシュートを何度も浴び、守護神ダビド・デ・ヘアを中心に決死のディフェンスでゴールを守る。すると、この頑張りが攻撃陣を奮起させ、35分に遂に実を結ぶ。ペナルティエリアアーク内でこぼれ球を拾ったポール・ポグバが卓越したボールコントロールで相手DFを翻弄。最後は強烈な左足のシュートをゴール左に叩き込み、劣勢だったユナイテッドが先制に成功する。
リズムを掴んだユナイテッドは、ルーク・ショーのクロスがペナルティエリア内のケビン・ムバブの手に当たったとしてPKを獲得すると、キッカーのポグバが独特の助走から確実にネットを揺らし、前半だけでさらにリードを広げる。2ゴールを挙げ勢いに乗ったポグバは66分、ピッチ中央でドリブルを開始すると、DFを引き連れてアントニー・マルシアルにラストパス。フリーとなたマルシアルが右足できっちり流し込み、勝利を決定的なものにする。その後もヤングボーイズの攻撃を受けるものの、最後までゴールを許さなかったユナイテッドがクリーンシートを達成。ポグバの2ゴールアシストの活躍でCL開幕戦で白星スタートを切った。
