『Daily Mail』は20日、「マーク・クラッテンバーグ氏は、クリスティアーノ・ロナウドが退場させられた理由について考察した」と報じた。
先日行われたバレンシア対ユヴェントスの試合においてレッドカードを受け、チャンピオンズリーグで初めて退場処分となったロナウド。その判定はボールと関係のないところでの事件で行われたもので、その基準には疑問も呈されている。
この場面について、2017年までプレミアリーグでジャッジをしていたマーク・クラッテンバーグ氏は以下のように説明したという。
マーク・クラッテンバーグ 「クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスでのチャンピオンズリーグデビュー戦で退場したことは、とても残念だった。
左ウイングがボールを持っていて、ストライカーがペナルティエリアに入ろうと走り出した。そして、それをジェイソン・ムリージョがブロックした。
ロナウドはわずかに押し、結果としてバレンシアのDFは倒れた。それは暴力的な行為ではなかった。
レフェリーのフェリックス・ブライヒは背中を向けていた。これは追加副審が見ていたものだ。ゴールの裏にいる審判が、ロナウドが肘を振ったと見たのだろう。ただ、そういうものでもなかった。
ロナウドは明らかにムリージョに悩まされており、確かに頭部に手は当たった。しかし接触はとても些細で、20ヤード先にいる追加副審が暴力行為と認めた理由はわからない。
もし私がこの試合を裁いていたとしたら、バレンシアにはフリーキックを与え、両選手にイエローカードを提示した。
ロナウドは1試合の出場停止になるだろうが、それ以上になるのは厳しいだろう」