アラカブバス停がケーキに! 期間限定で販売

 鮮やかな赤いバス停がスイーツに-。地元で取れるカサゴ(アラカブ)をモチーフにした長崎県西海市崎戸町のアラカブバス停(蠣ノ浦バス停待合所)を模したケーキを、同市西海町の「お菓子のいわした」が創作した。西海市内で11月10日まで開かれている「さいかい丼フェア」に合わせ期間限定で販売している。

 同店のシェフパティシエ岩下武士さん(29)が「フェアで市内をドライブする人を笑顔にしたい」と考案した。レアチーズケーキを、赤く着色したゼラチン質でコーティング。生クリームで口、メレンゲでギョロリとした目玉やエラを作り、待合所内部のベンチもスポンジで再現した。

 ケーキは500円。岩下さんは「丼を食べ、バス停を見て、甘いものも食べてフェアを満喫してほしい」と話している。

ギョロリとした目が特徴のアラカブバス停ケーキ
ケーキのモデルになった蠣ノ浦バス停待合所=長崎県西海市崎戸町

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