【平成の長崎】テレビ電話を導入したハイテク交番 警察官不在時も対応 平成6(1994)年

 ぼくに何でも任せてくださいー。長崎市新地町の湊公園交番が、テレビ電話を導入した県内初のハイテク交番に生まれ変わり、3月15日運用を始めた。
 警察官不在のときの留守番役を務める。交番に来訪者があるとセンサーが感知、テレビ画面に長崎県警本部の係員を呼び出し道案内、事故の届け出など来訪者の用件に素早く対応する。お互いの顔を見ながら、直接対話できるのが自慢。
 同交番勤務の警察官は「仲間が増えた感じ。これで心置きなくパトロールできる」と“頼もしいルーキー”に期待。
(平成6年3月16日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

長崎市新地町の湊公園交番に設置されたテレビ電話

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