ビッグクラブがそれぞれUEFAチャンピオンズリーグ初戦をミッドウィークにこなし、週末にはプレミアリーグ第6節が開催される。明暗がくっきり分かれたマンチェスター勢やリバプールは、リーグ戦で勝利することができるだろうか。
CLグループステージ第1戦で、リヨン相手にまさかの敗戦を喫したマンチェスター・シティ。プレミアリーグでは昇格組カーディフと対戦する。両チームは今回でリーグ戦3回目の対戦となるが、過去2回で決まった得点は計11ゴール。シティは1勝1敗と互角の成績を残している。ただ、シティは昇格組に対して最近の21試合で1度も負けていない(16勝5分け)。また、CL直後のリーグ戦では9試合中8勝を挙げている。
一方、CLヤングボーイズ戦で3-0と快勝したマンチェスター・ユナイテッドは、現在公式戦3連勝中。しかも今節のウォルバー・ハンプトンは非常に相性の良い相手となっている。オールド・トラフォードでの対ウルヴスとはリーグ戦6連勝中で、昇格組に対してはホーム直近49試合でわずか1敗しかしていない(42勝6分け)。加えて、ユナイテッドのアレクシス・サンチェスは対昇格組に最近22試合で19ゴールに関与している(15ゴール4アシスト)。
パリ・サンジェルマンとの大一番を制してリーグ戦も5連勝中と絶好調のリバプールは、ホームで吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦する。アンフィールドでのサウサンプトン戦は10勝6分け3敗と大きく勝ち越し。さらに直近の3試合ではクリーンシートを達成しており、これはどのクラブとの対決よりも長い無失点試合数である。もし第6節でも首位をキープできれば、クラブ史上3回目の快挙達成となる(1978-79、1990-91)。