ブレーブスが首位攻防初戦を制す 地区優勝へマジック4

【フィリーズ3-8ブレーブス】@サントラスト・パーク

5.5ゲーム差で迎えたナ・リーグ地区首位のブレーブスと2位フィリーズによる首位攻防4連戦の初戦は、ブレーブスが7回裏に代打ルーカス・デューダがライト線を破るタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。8回裏には無死満塁からダンズビー・スワンソンの押し出し四球、チャーリー・カルバーソンとロナルド・アクーニャJr.の連続犠牲フライで3点を追加し、勝利を決定付けた。2位フィリーズとの直接対決を制したことにより、ブレーブスの地区優勝へのマジックは「4」に。本拠地での首位攻防4連戦の残り3試合で2勝すれば、2013年以来5年ぶりの地区優勝が決定する。

首位ブレーブスが試合終盤に地力の差を見せつけたような一戦だった。ブレーブス先発のケビン・ゴーズマンが7回途中3失点の力投を見せた一方、フィリーズは先発のビンス・ベラスケスが3回3失点で降板したあと、必死の継投でブレーブスの攻撃を凌ぎ、6回終了時点で3対3の同点。しかし、5番手のトミー・ハンターが7回裏にスワンソンとデューダの連続二塁打でブレーブスに勝ち越しを許し、8回裏には7番手のルイス・ガルシアが大乱調で4点を失って万事休すとなった。ブレーブス投手陣は2番手のジェシー・ビドルが2/3イニングを無失点に抑えて今季6勝目(1敗)をマークし、3番手のアローディス・ビスカイーノも1イニングをパーフェクト。最後は4番手のチャド・ソボーカが圧巻の3者三振で試合を締めくくった。

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