【韓国プロ野球】元ソフトバンク・李大浩 韓国で2年連続30本100打点達成

 シーズンも佳境に入り、ポストシーズン進出争いが激化している日本は上位3球団、お隣の韓国は上位5球団が頂点を目指すことができる。その一方で先に進むことができないチームとしては選手個人記録をどこまで伸ばすことができるかが注目の1つ。日本球界を経験した李大浩は母国で節目となる30本塁打100打点を達成した。

  日本では4年間に渡りオリックス・バファローズと福岡ソフトバンクホークスの主砲として活躍し2015年には日本シリーズMVPにも輝いている。その翌年はマリナーズの一員としてプレーし2年前から古巣のロッテジャイアンツに復帰している。

  復帰2年目を迎えた今季、チームは低調ながらも主軸として打棒を発揮。9月20日、本拠地・サジク球場で行われたKTウィズ戦で「4番・DH」としてスタメン出場すると1死一・二塁で迎えた最初の打席では相手先発のカーブをライトスタンドへと叩き込み先制3ランを記録した。

  李自身にとって2年連続30本100打点、シーズンとしては3度目となった。主砲の一振りで先制するもその後は両軍合わせ23安打が飛び出す乱打戦に。ロッテは11対10となんとか相手の追撃をかわした。

  日本を離れて3年、36歳となった今でも日本時代に見せていたような猛打ぶりを発揮しチームを支えている。チーム自体は現在8位とポストシーズン進出は難しい状況にあるが、最後の試合まで勝利を目指しチームリーダーとして打線をけん引する。

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