レッドソックスが3年連続地区優勝 田中5回途中5失点

【レッドソックス11-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レッドソックスがヤンキースとの直接対決を11対6で制し、3年連続となる地区優勝を決めた。4回裏にジャンカルロ・スタントンの35号グランドスラムで逆転を許したレッドソックスだったが、直後の5回表に1点差とし、7回表にはジャッキー・ブラッドリーJr.が13号同点ソロ。その後、ザンダー・ボガーツの犠牲フライで勝ち越しに成功し、8回表にはムーキー・ベッツにダメ押しの30号3ランが飛び出した。宿敵の地区優勝阻止を託されたヤンキースの田中将大は5回途中5失点。チームの期待に応えることはできなかった。

レッドソックスの3年連続地区優勝は球団史上初。また、この試合での勝利が今季104勝目となり、1946年と並ぶ球団歴代2位タイの数字となった(球団記録は1912年の105勝)。4安打5打点の大活躍を見せたベッツは自身2度目のシーズン30本塁打に到達。リーグトップの打率を.339に上昇させ、自身初の「30-30」達成まであと2盗塁に迫っている。一方、敗れたヤンキースは2回裏にルーク・ボイトが放った11号2ランが今季チーム246本目のホームランとなり、シーズン本塁打の球団記録を更新。また、ボイトはこれがヤンキース移籍後10本目のホームランとなり、ヤンキースは2ケタ本塁打12人のメジャー新記録を樹立した。

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