国、旧法の違憲性に見解示さず

札幌の強制不妊手術訴訟

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたのは憲法違反として、札幌市の小島喜久夫さん(77)が国に損害賠償を求めた訴訟で、国側が答弁書で請求棄却を求めた上で、原告側が主張する旧法の違憲性には見解を示していないことが21日、分かった。

 同日付の答弁書によると、国が96年の法改定後も救済措置を怠ったとする原告側の主張に対し、施策や立法の義務を否定。国家賠償法上、違法ではないとしている。

 小島さんは19歳ごろ、札幌市の精神科病院で強制的に施術されたとして、1100万円の損害賠償を求めている。第1回口頭弁論は28日、札幌地裁で行われる。

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共同通信

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