まだカリム・ベンゼマの方が序列は上だが、今夏レアル・マドリードに戻ってきたFWマリアーノの得点感覚は恐ろしいものがある。マリアーノは19日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節ローマ戦に73分から出場すると、終盤にゴール上隅を射抜く見事なシュートで得点を記録。その能力の高さを披露した。
スペイン『as』が注目しているのは、巧みなシュート精度だ。マリアーノは以前レアルに所属していた2016-17シーズンをFWの3番手として過ごしたため、プレイタイムはほとんどなかった。しかし出番を与えられると積極的にゴールを狙い、5得点を記録。今回のローマ戦で決めた得点と合わせると、マリアーノはレアルで通算6得点を挙げたことになる。何よりの特徴は枠内シュート9本で6得点を奪っていることで、シュート精度の高さがうかがえる数字だ。
さらに時間にすると、マリアーノはレアルで54分に1ゴールのペースでネットを揺らしていることになる。今後もマリアーノをベンチから起用していくのであれば、これほど頼もしいスーパーサブはいないだろう。クリスティアーノ・ロナウドが抜けた今季はベンゼマも頑張って得点を決めているが、シュート精度ではマリアーノの方が上かもしれない。