河野外相「いずれ総裁選に名乗り」 政策集のアイデアも

 河野太郎外相(衆院神奈川15区)は21日の会見で、将来の自民党総裁選への出馬にあらためて意欲を示した。記者の質問に対し、「どの機会かは別として、いずれ総裁選挙に名乗りを上げていきたい」と述べた。

 出馬のためには「やろうと思っていることを具体化し、世の中に示す必要がある。自分のやりたいことについて、本をまとめて出すのかなと考えている」と説明し、政策集出版のアイデアも明かした。今回の総裁選は、「自民党として政策を戦わせ、終われば一致団結して協力していく。私も一員として頑張っていきたい」と振り返った。

 河野氏は自民党が下野した2009年の総裁選に立候補したが、谷垣禎一前幹事長に敗れた。その後も将来的な出馬に意欲を見せてきた。

会見に臨む河野外相=21日午後、外務省

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