橋の銘板、盗難相次ぐ 平塚市内で被害33万円

 神奈川県平塚市は21日、市内の橋2カ所で、橋の名前が記された銘板計4枚が盗難被害に遭ったと発表した。市は被害届を平塚署に提出した。

 市によると、盗まれた銘板はいずれも縦20センチ、幅60センチの合金製で、ボルトで固定されていた。同市長持の霞橋人道橋で今月11日、通行人から銘板2枚がなくなっていると市に通報があった。その後、市内の橋梁(きょうりょう)全69カ所を一斉点検したところ、約2・7キロ離れた桜ケ丘架道橋でも2枚の銘板がなくなっていた。被害金額は33万円。

 市は盗難防止策として、全橋梁の銘板205枚の接続部を溶接し固定、巡回パトロールも強化するとしている。

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