「もはや官僚ではない」 国民・平野幹事長 厚木市内で安倍政権を批判

 国民民主党の平野博文幹事長は21日、厚木市内で開かれた会合に出席し、森友・加計学園問題について、「森友は安倍昭恵夫人が名誉校長で、加計の理事長は何十年来のお友達。全部(安倍晋三首相の)知り合いだ」と批判した。

 平野氏は「公文書を改ざんしてまで国会答弁との整合性を取る。もはや官僚ではなくなっている」と指摘。内閣人事局による官邸主導の人事制度を念頭に、安倍政権の姿勢を問題視した。

 支持率が低迷する国民民主の党勢については「まだ結党から4カ月。人材で見れば素晴らしい人がいる」と理解を求めた。同党の後藤祐一氏(衆院比例南関東)の政治資金パーティーで述べた。

会合であいさつする国民民主党の平野博文幹事長=21日午後、厚木市内

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