新型コロナウイルスの感染拡大を受け、平塚市教育委員会と大磯町教育委員会は22日、今夏の公立小中学校の夏季休業を3週間程度短縮する、と発表した。緊急事態宣言が解除された場合、臨時休校中の公立学校は分散登校で再開する方針も決めた。
平塚市は夏休みを8月8日から23日までの16日間とする。冬休みは短縮しない。6月1日から再開する方針で、26日までは全学年を2グループに分けて1日ごとの分散登校とする。12日まで午前中授業とし、29日からの通常授業を目指す。
大磯町は夏休みを21日間短縮して8月1日から17日とする。冬休みも3日間短くし、12月26日から1月5日とする。学校再開時期は未定だが、小学校では2グループに分けて隔日の分散登校を実施。中学校は2グループが午前と午後に分かれて登校する。授業は1時限50分を30分に短縮する。約1カ月で通常授業に戻すとしている。
また、真鶴町教委も緊急事態宣言が解除された場合、6月以降から町立小中学校を再開する方針。週1~2回程度午前中だけ、学年ごとに分散登校を始め、段階的に授業時間を増やしていくという。