グリエル2発7打点 アストロズ2年連続PO進出確定

【エンゼルス3-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

2年連続世界一を目指すアストロズとしてはまずポストシーズン進出を確定させたいところ。日本時間9月22日、本拠地で行われたエンゼルス戦では初回から打線が機能。特にユリ・グリエルが満塁弾を含む3安打7打点の大活躍をみせてチームは11得点で圧勝した。今回の勝利でアストロズは2年連続のポストシーズン進出を決めた。

「6番・一塁」としてスタメン出場したグリエルは初回、2死満塁の場面で打席に立つと相手先発、アンドリュー・ヒーニーのシンカーをライトスタンドに叩き込み満塁弾で先制した。これで勢いに乗ったグリエルは3回に2ラン、5回には適時打を放ちわずか3打席のみで7打点と猛打をみせた。序盤から強力援護を受けたアストロズ先発のゲリット・コールは5回までエンゼルス打線を無得点に抑える。その後は合計3点を失ったものの、7回3失点12奪三振の好投で降板し、今季15勝目を挙げた。

一方で敗れたエンゼルスはヒーニーが3回6失点と本塁打2発の前に沈み、苦しい状況が続いた。しかし、6回にマイク・トラウトが2ランを放ち反撃ののろしを上げる。7回には1死三塁からフランシスコ・アルシアが適時打を放ち勢いの乗ると思われたが、序盤からの大量失点が尾を引きチームは3連敗となった。

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