【卓球・Tリーグ】スポーツと伝統芸能の融合 琉球アスティーダが試合前のパフォーマンスに狂言

*写真は大蔵流狂言師の善竹富太郎氏

22日、Tリーグに参戦する琉球アスティーダが興味深い取り組みを発表した。12月24日のホーム戦、試合開始前に狂言のパフォーマンスを行うことを決めたのだ。

狂言を行うのは大蔵流狂言師の善竹富太郎氏。善竹氏は狂言界で初の人間国宝になった善竹彌五郎を曾祖父に持つ人間国宝一家の狂言師である。文化庁公演の開催や、世界ヘ日本の伝統芸能を発信するために、狂言とオペラを融合し披露するなど、外部との協力も惜しまず、狂言の普及活動に励んでいる。

善竹氏は今後はTリーグのホーム戦のみならず、琉球アスティーダ主催のスポーツイベント等でも狂言を行ったり、コラボ商品の開発にも携わるなど、様々な取り組みに参画する予定だ。

最近、T.T彩たまが試合前のパフォーマンスのためにダンサーを募集したことが話題になったが、T.T彩たまがポップに勝負するのであれば、琉球アスティーダは伝統で勝負。といったところだろうか。

T.T彩たまではダンサーを募集する事に致しました!!
詳しくはHPをご覧ください!
一緒にチームを盛り上げてくださる方大募集です☺️
楽曲提供 #GIORGIOCANCEMIさん
振付師 #宮河愛一郎さん
皆さんの応募をお待ちしています🙇‍♀️
GoGoT.T彩たま‼️#hiphop#ダンサー募集#ttsaitama#TT彩たまpic.twitter.com/yXkBhhXzJa — T.T彩たま (@ttsaitama_jp) September 14, 2018

卓球と狂言という異色のコラボレーションに期待が高まる。まずは12月24日の沖縄県宜野湾市立体育館で行われるホーム戦(岡山リベッツ戦)で狂言がお披露目される予定になっている。この機会にチケットを購入して琉球アスティーダのホーム戦に足を運んでみよう。

琉球アスティーダ 早川球団代表のコメント

2020年の東京五輪に向け、スポーツと伝統芸能を融合し、日本の新たな価値の創造に貢献し、それが地方創生、経済発展に繋がるものと思います。スポーツの枠にとらわれず、あらゆる角度から沖縄を、そして日本を盛り上げてまいりたいと考えております。

Tリーグ開幕戦のカード

・10月24日(水)
男子:T.T彩たま vs 木下マイスター東京(両国国技館)

・10月25日(木)
女子:TOP名古屋 vs 日本生命レッドエルフ(両国国技館)

・10月26日(金)
男子:岡山リベッツ vs 琉球アスティーダ(武田テバオーシャンアリーナ)
女子:木下アビエル神奈川 vs 日本ペイントマレッツ(立川立飛アリーナ)

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文:ラリーズ編集部
写真提供:琉球アスティーダ

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