青森市で「あおもり10市大祭典」始まる

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 青森県内10市の祭りやグルメを一堂に集めた「あおもり10市(とし)大祭典」が22日から2日間の日程で、青森市の青森港新中央埠頭(ふとう)を主会場に始まった。市中心部の新町通り、アスパム通りで行われたお祭りパレードでは、10市の山車と踊りが華やかに競演。訪れた11万人(主催者発表)が、10市の多彩な魅力を楽しんでいた。

 パレードは午後6時、三沢市のアメリカンパレードを先頭にスタート。勇壮な山車やあでやかな流し踊りが次々と現れ、観客は「三社大祭を初めて見たけど、山車がきれい」「馬ねぶた面白い」などと口にしながら見入っていた。最後に青森ねぶたが登場すると、沿道からも「ラッセラー」の掛け声が響いた。

 新中央埠頭には各市ごとのブースが並び、味噌(みそ)カレー牛乳ラーメン、つゆ焼きそば、パイカカレー、海軍コロッケなど自慢のグルメを販売。各市の素材を生かしたオリジナルカクテルや地酒を楽しめるブースも出店した。かつて青函航路で運航していた「ナッチャンWorld」も停泊し、船内はクラフト展「海のA-line」でにぎわった。

 10市大祭典は、10市でつくる実行委員会が主催。東日本大震災からの復興PRや滞在型観光の促進を目的に2012年に始まり、今回が7回目。青森市では2回目の開催となる。
 

見物客を巻き込んで盛り上がった黒石よされ「廻(まわ)り踊り」。左奥は八戸三社大祭=22日夜、青森市新町