今季初先発で2点演出 リヴァプールに加わった新たな切り札[映像アリ]

サウサンプトン戦で躍動したシャキリ(写真中央) photo/Getty Images

現地時間22日にプレミアリーグの第6節が行われ、リヴァプールがサウサンプトンに3-0で勝利した。なお、同クラブはリーグ戦無傷の6連勝を達成している。

今夏にストーク・シティからリヴァプールへ移籍したFWジェルダン・シャキリ(スイス代表)が、サウサンプトン戦で躍動。両チーム無得点で迎えた10分に同選手がドリブルで左サイドを突破すると、敵陣ペナルティエリア左隅から強烈なシュートを放ち、相手のオウンゴールを誘った。さらに同クラブが2点をリードして迎えた前半アディショナルタイム。シャキリがペナルティアークの後方から直接フリーキックを蹴ると、この強烈なシュートがクロスバーに当たり、相手ゴール前にこぼれる。このボールにFWモハメド・サラー(エジプト代表)が反応し、追加点を挙げている。

サラー、サディオ・マネ(セネガル代表)、ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表)による快足3トップを擁していることもあり、対戦相手に最終ラインの背後(相手ゴール前)のスペースを消される試合が増えているリヴァプール。昨季はこのような相手クラブの人海戦術に手を焼き、勝ち点を取りこぼすケースが少なくなかった。こうした難点を抱えていたリヴァプールにとって、守備ブロックの外側から強烈なシュートを放つことができ、且つ強引なドリブルで局面を打開できるシャキリの加入は好都合と言えるだろう。今季初先発となったサウサンプトン戦で上々のパフォーマンスを披露した同選手だが、今後も好調を維持し、リヴァプールの遅攻の切り札として機能できるだろうか。同選手が29季ぶりのリーグ優勝を目論む同クラブのキーマンとなることは間違いないだろう。

参照元:youtube(シャキリのシュート場面は0分51秒~、3分10秒~)

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