広島大敗もM2でリーグ3連覇目前、菅野は完封で13勝目… セ22日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

DeNAの後藤は現役最終打席を空振り三振で締めくくった

 プロ野球セ・リーグは22日、全3試合が行われた。阪神は広島にカード勝ち越しを決め最下位を脱出。巨人は菅野が完封で13勝目を挙げた。広島は大敗を喫したがマジックは2。

 阪神は敵地での広島戦を13-4の大勝でカード勝ち越し5位に浮上した。2回に梅野、糸原の適時打で3点を先制すると、3回は中谷の4号3ランなどで一挙6点を奪い試合を決めた。投げては先発の藤浪が6回7安打9奪三振で4勝目を挙げた。広島は投手陣が崩壊したが2位ヤクルトが敗れたためマジックを2とした。

 3位巨人は2位ヤクルトとの直接対決を5-0で勝利した。先発の菅野が5安打完封で13勝目を挙げた。打っては初回に長野のタイムリーなどで3点を先制すると、7回には坂本の15号ソロでダメ押した。ヤクルトは走者を出しながらもあと1本が出ず菅野を攻略できなかった。

 DeNAは本拠地での中日戦を4-2で勝利し4連勝を飾った。初回に筒香の37号3ランで先制すると、1点差となった2回は大和のタイムリーで追加点を挙げた。今季で引退を表明している後藤は7回に代打で登場し空振り三振で現役最終打席を終えた。

【21日終了時点】
1広島 76勝52敗2分 M3
2ヤクルト 65勝62敗2分 10.5
3巨人 61勝69敗4分 5.5
4DeNA 60勝68敗2分 0
5中日 61勝72敗2分 1.5
6阪神 57勝68敗1分 0

【22日終了時点】
→1広島 76勝53敗2分 M2
→2ヤクルト 65勝63敗2分 10.5
→3巨人 62勝69敗4分 4.5
→4DeNA 61勝68敗2分 0
↑5阪神 58勝68敗1分 1.5
↓6中日 61勝73敗2分 1.0(Full-Count編集部)

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