五輪メダリスト 朝原さん指導 速く走るこつ習う 県立総合体育館で「スミセイバイタリティアクション」

 住友生命保険は22日、長崎市油木町の県立総合体育館で「スミセイバイタリティアクション」を開き、午前と午後の両部に親子計約100組が参加。北京五輪陸上男子400メートルリレーメダリストの朝原宣治さんから速く走るこつを学んだ。
 朝原さんは「走るためには立っている時の姿勢が大事」と説明。背筋を伸ばしてもも上げの運動をしたり、重心を前に動かすため、あぐらで座った状態から手を使わず立ち上がり、走りだす練習をしたりした。
 西彼時津町立時津東小1年生の武部友陽(ゆうき)君(6)は「スキップで競走したのが楽しかった」と笑顔。父親で会社員の陽祐さん(39)は「良い経験になった。息子が来年の運動会で1位になれるよう、今日から頑張りたい」と話した。

朝原さん(右)に速く走るこつを学んだ「スミセイバイタリティアクション」=長崎市、県立総合体育館

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