ボスが5回1安打初勝利 ナショナルズ本拠地で見事な完封

【メッツ0-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

2度目の先発で念願の初勝利だ。7月にメジャー初昇格を果たしたものの、敗戦投手となり再びマイナーへ。そして9月に再び戻ってきたナショナルズのオースティン・ボスがついにキャリア初勝利を挙げた。メッツを相手に5回まで許した安打はわずか1本のみの好投を見せて降板すると打線の強力援護もあり、無失点で初めての白星を手にすることになった。

ボスは初回、2死まではとったものの、連続四球でピンチを迎えてしまう。それでもトッド・フレイジャーを空振り三振に仕留めて無失点スタート。その後、調子を取り戻したボスは2イニング3者凡退で調子を上げる。マイケル・コンフォートに安打を浴びてノーヒッターとはならなかったが、5回1安打無失点で勝利投手の権利を得た。

ナショナルズ打線は3回、トレイ・ターナーの2ランで先制すると6回にはマット・ウィータースにも一発が飛び出すなど6得点でボスの好投を援護した。一方で敗れたメッツはコンフォートの安打以降は走者こそ出すものの後続が打てず痛い完封負けを喫した。先発のコリー・オズワルトが5回2失点も後を継いだリリーフ陣が崩れた。

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