「こどもの城」100万人突破

 長崎県諫早市白木峰町の児童健全育成施設「こどもの城」の来館者100万人記念セレモニーが23日あり、諫早市仲沖町の会社員、西田憲治郎さん(54)と大河ちゃん(5)親子が、ヤマボウシの植樹をして祝った。

 「こどもの城」は2009年3月オープン。ツリーハウスや木工品を作るなどの体験型プログラムがあり、年間約10万人が利用する。

 西田さん親子は8月11日に来館。セレモニーは、植樹に適した秋を待ち開催。西田さんらと宮本明雄・諫早市長が敷地内に苗木を植えた。

 これに先立ち、館内で式典があり、宮本市長が「来館100万人」と書かれた盾を大河ちゃんに手渡した。

 西田さんは「環境やスタッフの人柄がいいという評判を同僚から聞き、初めての来館。子どもも水遊びで他の人と打ち解けて遊ぶことができた」と話した。

 池田尚館長は「多くの人たちの可能性を伸ばす手助けをできたことがうれしい」と話した。

100万人目の来館者、西田さん親子(左)を祝ったセレモニー=長崎県諫早市、こどもの城

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