つがる4人死亡事故 速度超過が一因か

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 青森県つがる市の国道101号で22日未明に乗用車4台が衝突、男女4人が死亡した事故で、いずれかの車がかなりの速度を出していたとみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。つがる署は、速度超過が多重事故の一因となった可能性があるとみて、各車の速度や衝突順など事故原因の特定を急いでいる。

 事故は22日午前1時5分ごろ、同市森田町下相野亀山の国道101号で発生。普通乗用車1台と軽乗用車3台が衝突し、横転した軽乗用車に乗っていた廣船淳さん(43)=鯵ケ沢町舞戸町鳴戸=と妻の愛莉さん(30)、路外の田んぼに落ちた軽乗用車の山田春治さん(63)=五所川原市稲実開野、山田久美子さん(46)=つがる市森田町森田月見野=が死亡した。ほかに男性4人が重軽傷を負った。

 現場は片側1車線の直線道路で、事故当時は雨が降っていた。

 つがる署によると、4台にドライブレコーダーは搭載されていなかったという。

 同署は23日、路面が乾くのを待って午前6時から現場で実況見分を行った。同署と県警交通指導課、同科学捜査研究所の9人が、現場の前後約200メートルでブレーキ痕など事故車両の痕跡を慎重に調べたほか、2台のカメラを搭載した特別な車両で現場の立体写真を撮影した。

 今後、撮影データを図面化し、各車の進行方向を含め事故の状況を詳しく解析する。

 同署は実況見分のため、午前6時から3時間半、同市森田町の上相野から中田の信号間約1.6キロを通行止めにした。

車4台が衝突、4人が死亡した事故現場でブレーキ痕などの痕跡を調べる捜査員ら=23日午前6時半ごろ、つがる市森田町