【ラ・リーガ】メッシが偉大な記録を達成するも…バルサがカンプ・ノウでジローナとドロー

スペイ人以外の選手でラ・リーガ最多出場記録を達成したメッシ

現地時間23日にラ・リーガ第5節が行われ、リオネル・メッシ擁するバルセロナが本拠地カンプ・ノウでジローナと対戦した。

元バルサのダニエウ・アウベスが保持していた記録を塗り替え、スペイン人以外の選手としてラ・リーガ最多となる423試合出場を達成したメッシ。記念すべき試合を勝利で飾るべく、序盤からバルサがジローナのゴールに襲い掛かる。19分にアルトゥーロ・ビダルがペナルティエリア内でボールをキープすると、走り込んできたメッシにラストパス。メッシはDFの動きを見て冷静に左足で流し込み、ホームのバルサが幸先よく先制に成功する。その後も試合を優位に進めるバルサだったが、思わぬアクシデントに見舞われる。33分にリーガ初先発を果たしたクレマン・ラングレがペレ・ポンスと激しく交錯。VAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)の結果、ラングレの肘が入っていたとして一発レッドカードで退場となってしまう。

半分以上の時間を数的不利で戦うことになったバルサは、同じカタルーニャ州に本拠地を置くジローナに防戦一方の展開となる。前半終了間際にクリスティアン・ストゥアニの得点で同点に追い付かれると、ハーフタイム明けの51分にはこぼれ球を再びストゥアニにゴールを奪われ、バルサが追う立場となってしまう。それでも、リーガ最多得点記録を持つメッシを中心とした攻撃陣が奮起。ペナルティエリア手前の中央でFKをメッシが直接狙い、惜しくもクロスバーに阻まれるがゴールの匂いを漂わせる。すると63分、ゴール前の混戦から最後はメッシを同い年のジェラール・ピケがヘディングシュート。意地の同点弾でスコアをタイに戻す。リーガ開幕5連勝を掛けたゲームは2-2でタイムアップ。メッシのリーグ戦423試合目は引き分けに終わった。

© 株式会社SPOTV JAPAN