新たな街の顔、準備着々 桜町の再開発ビルあと1年 充実の商業ゾーン、情報も発信 交通の要衝交流拠点へ

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桜町再開発ビルの完成予想図(九州産業交通ホールディングス提供)

 熊本市中心市街地の新たな“顔”の誕生まであと1年-。九州産業交通ホールディングスが手掛ける同市中央区桜町の再開発ビル建設は商業施設などの開業に向け、急ピッチで準備作業が進んでいる。(澤本麻里子、植山茂)

 再開発ビルは地上15階、地下1階。このうち商業施設やバスターミナルは地下1階~地上4階部分で、売り場面積は約2万7千平方メートル。約150店が出店し、年間売り上げ約200億円、2500万人の集客を目指す。

 1階はセレクトショップやコスメブランドからなるファッションゾーンで、2階にはインバウンド(訪日外国人)を中心に熊本の情報を発信する総合観光案内所(桜スクエア、仮称)を開設。高速バスの券売所やカフェなどを併設する。

 3階はアミューズメント施設やレストラン街などが入り、4階はTOHOシネマズの複合映画館(シネコン)と会員制のフィットネスジムができる予定。また、地下1階には県内初出店となるスーパー「フードウェイ」(福岡市)が入居する。

 再開発ビルにはこのほか、リゾートトラスト(名古屋市)が展開する高級ブランドホテル「ホテルトラスティ プレミア 熊本」と、マンションが入る。また三つのホールと会議室などを備えた熊本市の大型集客施設「熊本城ホール」が2019年12月に開業予定だ。

 施設全体のコンセプトは同市の中心市街地におけるにぎわい創出と回遊性向上。インバウンド対応を強化するなど、「観光・文化・情報の交流拠点」にふさわしい仕掛けを検討しているという。

(2018年9月24日付 熊本日日新聞朝刊掲載)