23日にプレミアリーグ第6節が開催され、上り調子のアーセナルがエバートンと対戦した。
開幕連敗から3連勝と調子を取り戻したアーセナル。ホームで直近24試合負けなしとエバートンは相性のいい相手だが、この日では苦戦を強いられる。今シーズン公式戦の全試合で失点を喫しているアーセナルのディフェンスラインは相変わらず不安定で、幾度なく裏に抜け出されあわや失点という場面が散見。元アーセナルのセオ・ウォルコットのスピードにも対応できず、守備に時間を割かれ攻撃の糸口を見出せない。
それでも、ハーフタイム中にウナイ・エメリ監督の檄が効いたのか後半に入ってから才能あふれる攻撃陣が躍動する。55分にエバートン戦最近4試合で6得点を挙げているアーロン・ラムジーが持ち前のテクニックからパスを送ると、ペナルティエリア内でボールを受けたアレクサンドル・ラカゼットが強烈な右足のシュート。これがゴール右のポストに当たってネットを揺らし、劣勢だったアーセナルが先制点を奪取する。勢いに乗ったホームチームは、59分に高い位置でエバートンDFからボールを奪いショートカウンターを発動。メスト・エジル、ラムジーと繋ぎ、最後はピエール＝エメリク・オーバメヤンがダイレクトで流し込み、数分間で2点にリードを広げる。その後はゲームをコントロールに徹したアーセナルが失点を許さず試合終了。今シーズン初のクリーンシートを達成しリーグ戦4連勝を飾った。
