彼はうまく話をまとめる敏腕代理人なのか、それとも顧客やクラブに対して無理にでも話を押し通す剛腕代理人なのか。ただ、ひとつ確かなことは、これまで夢のようなビッグディールを数々実現させてきた代理人であること。この度、ミーノ・ライオラ氏の顧客に、イタリア代表の将来を担うであろうナポリFWロレンツォ・インシーニェが加わることとなりそうだ。
ズラタン・イブラヒモビッチやポール・ポグバ、マリオ・バロテッリ、ジャンルイジ・ドンナルンマなど、多くの有名選手の代理人を務めるライオラ氏。ポグバをマンUへ復帰させる際には、1億ユーロ超えのビッグディールを成立させた敏腕代理人だ。ただ一方で、昨夏に起こったドンナルンマのミラン退団騒動の元凶とも言われており、あまりよくないイメージも定着してしまった。
そんなライオラ氏とインシーニェが、新たにマネージメント契約を締結することで合意に至った模様。伊『Corriere dello Sport』などが伝えている。同メディアなどによると、ライオラ氏は現時点でインシーニェをナポリから退団させるつもりはないようで、所属クラブに対して売却価格を2億ユーロまで釣り上げる話を進めていくという。
はたして、ライオラ氏はインシーニェの将来についてどんなプランを考えているのだろうか。
