2020年東京五輪に向け、神奈川県逗子市内で事前キャンプを行う、セーリングのスペイン代表選手ら12人が19日、市立小坪小学校(同市小坪3丁目)を訪れ、子どもたちと交流した。
同校体育館で行われた交流会では、選手に日本の伝統芸能に親しんでもらおうと、曲芸師・翁家勝丸さんが傘回しなどの曲芸を披露。選手や児童も挑戦し、会場を沸かせた。また同国でも歌われているという童謡「幸せなら手をたたこう」を日本語とスペイン語で合唱。交流会後は給食も共にした。
ジョルディ・チャマラ選手(24)は「子どもたちに歓迎され、共に時間を過ごせて幸せ」と笑顔。選手と一緒に曲芸に挑んだ6年生(12)は「選手とハイタッチした。みんな優しくて、競技も応援したい」と喜んだ。
市とスペイン王立セーリング連盟、リビエラ(東京都港区)の3者は18日、事前キャンプに関する協定を締結。それを機に、交流会が行われた。