札幌地裁、傍聴席過半を障害者に

強制不妊訴訟

©一般社団法人共同通信社

 札幌地裁は25日までに、旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、札幌市の小島喜久夫さん(77)が国に損害賠償を求めた訴訟を巡り、傍聴席の半分以上を障害者に対応できるようにし、介助者同伴やたんの吸引を認めるなどの配慮をする方針を決めた。

 北海道弁護団とDPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議が、国などに「合理的配慮」を求める障害者差別解消法に基づいて提出した要請書を受け、地裁が14日付で文書で回答した。

 DPI日本会議の西村正樹副議長は「裁判所がソフト面の配慮をここまで進めるのは珍しく、全国に広まってほしい」としている。