タイオン7回1失点の好投で14勝目 パイレーツ快勝

【パイレーツ5-1カブス】@リグリー・フィールド

初回に幸先よく2点を先制したパイレーツは、先発のジェイムソン・タイオンがカブス先発のコール・ハメルズに一発を浴びたものの、7回96球を投げて被安打5、奪三振5、与四球3、失点1と安定したピッチング。試合後半にも小刻みに追加点を奪い、5対1で快勝した。好投したタイオンは今季14勝目(9敗)をマーク。カブスは地区3連覇に向けて足踏みとなった。

パイレーツは初回にフランシスコ・セルベリの12号2ランで2点を先制。3回裏にハメルズの1号ソロで1点差とされたものの、6回表二死2塁からホゼ・オスーナのタイムリー二塁打で再びリードを2点に広げ、7回表にパブロ・レイエスのタイムリー、9回表にはレイエスの2号ソロで追加点を奪った。後半戦に入って11先発で7勝2敗、防御率2.25と好調だったタイオンは、またしても好投し、これで21先発連続自責点3以下。今季成績は14勝9敗、防御率3.16、172奪三振となり、勝利数、防御率、投球イニング数(185回)などの各部門でリーグトップ10にランクインする好成績をマークしている。昨オフにゲリット・コールをアストロズへ放出したパイレーツだが、コールに代わる新エースとしてタイオンが急成長。今季途中にレイズから獲得したクリス・アーチャーとの二枚看板はパイレーツの大きな武器となりそうだ。

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