精神障害者へ理解深め 支え方学ぶ 新潟で講演会

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精神障害者への支援の在り方などについて理解を深めた講演会=24日、新潟市中央区

 精神障害者への理解を深め、周囲に求められるサポート態勢について学ぶ講演会が24日、新潟市中央区の市総合福祉会館で開かれた。市内外の精神障害者や家族ら約50人が自らの体験と重ね合わせつつ、支援の在り方などについて学んだ。

 同じ立場に置かれた仲間同士が悩みを共有し支え合う「ピアサポート活動」を市内で展開する「新潟市精神障害者自助グループ ココカラ」の主催。東京都で精神障害者の生活支援などを行うNPO法人「こらーるたいとう」の加藤真規子代表が講演した。

 加藤さんは10代のころ、7年間不登校や引きこもりを続け、精神科への入院などを経験した。当時を振り返り「元々、人に調子を合わせる“いい子”だった。周りの人たちの気持ちをおもんぱかるあまり、自分自身の中に苦しさが募った」と語った。

 自らもうつ病を患ったという加藤さんは、「医療や福祉の枠にとらわれない支援も必要になる。気軽に話を聞いてくれる人の存在が大切だ」と指摘。雑談できる人間関係を構築することがピアサポートのポイントだと強調した。