ミスが勝負の分かれ目に ブリュワーズが接戦を制す

【ブリュワーズ6-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ワイルドカード争いの首位ブリュワーズと2位カージナルスによる直接対決3連戦の初戦は、4対4の同点で迎えた8回表にブリュワーズがカージナルスのミスにより勝ち越しに成功。9回表にも1点を追加し、6対4で大事な初戦を制した。勝利したブリュワーズは今季90勝に到達。カージナルスとのゲーム差を3に広げるとともに、地区首位カブスとのゲーム差を1.5に縮めている。

2回表にライアン・ブラウンの16号ソロで先制したブリュワーズは、3回裏にマット・カーペンターのタイムリー二塁打で同点に追い付かれたものの、6回表にブラウンの押し出し四球とマイク・ムスターカスの犠牲フライで2点を勝ち越し。その裏、4番手のジョシュ・ヘイダーがホゼ・マルティネスに17号ソロ、マーセル・オズーナに23号2ランを浴び、まさかの逆転を許したが、直後の7回表にクリスチャン・イェリッチの内野ゴロの間に同点とし、8回表にはカージナルス4番手のバド・ノリスの一塁への牽制球が走者に当たって逸れる間にエリック・テームズが勝ち越しのホームを踏んだ。ブリュワーズは9回表にもイェリッチのタイムリー二塁打で1点を追加してダメ押し。最終回はコリー・クネーベルが3三振を奪う力投を見せ、試合を締めくくった。

© MLB Advanced Media, LP.