大相撲の貴乃花親方が9月25日、日本相撲協会に退職届を提出したことを明らかにした。「苦渋の決断、断腸の思い」「真実を曲げられない」「土俵に育てられた私なので、土俵には携わっていきたい」。都内の会見場で心情を吐露した。1988年、昭和最後の年に兄とともに父親の部屋に入門。10代力士として次々と記録を塗り替え、そして大横綱に。平成時代の相撲ブームを現役力士として支え続けた。親方として、弟子の貴ノ岩関に対する元横綱日馬富士の傷害事件を巡り、協会との向き合い方がずっと注目されてきた。24日に「貴乃花応援会」というホームページで退職を示唆するコメントが投稿され、動向が話題になっていた。力士として現役時代の「貴乃花」を写真特集としてまとめた。(構成 共同通信=柴田友明)
【貴乃花】の「美学」と現役時代の軌跡 写真特集
- Published
- 2018/09/25 18:21 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 12:27 (JST)