【ブンデスリーガ】バイエルンに残留したレバンドフスキ&ボアテング、冬の移籍の可能性は?

公で移籍希望を宣言するも残留となったレバンドフスキ&ボアテング

今夏に移籍希望を表明していたロベルト・レバンドフスキとジェローム・ボアテングは、交渉の失敗やニコ・コバチ監督の説得もあり最終的にバイエルン・ミュンヘンに残留となった。チームで主力選手の2人だが、移籍マーケットが動き出す年末に再び移籍希望を宣言するのだろうか。

今季ブンデスリーガ7連覇を目指すバイエルンは、スカッドの強度を維持するため人員整理に尽力した。そんな中レバンドフスキはレアル・マドリードに、ボアテングはパリ・サンジェルマンとそれぞれ移籍交渉を行っていて、最終段階まで迫っていた。しかし、その後事態は急変。結局2人ともチームに残留となり、今シーズンのリーガが開幕した。パフォーマンスの低下を懸念されたことを尻目に、レバンドフスキは公式戦7試合で8得点を挙げており、ボアテングはリーグ戦4試合中3試合に先発出場している。

バイエルンとの移籍交渉の際は、ビッグマネーが動きづらいことが特徴にある。5000万ユーロ以下で若手選手を獲得し、常に超満員のスタジアムや広告収入でクラブ運営しているバイエルンは、昨シーズンも数千万ユーロの黒字を算出した。したがってバイエルンに対し超高額オファーを提示していも、スムーズに行くとは限らない。クラブと監督、そして選手本人が完全に移籍を容認しない限り、主力選手の放出は考えづらいだろう。

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