四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めた広島高裁の仮処分決定を不服とした四国電の申し立てによる異議審で、同高裁(三木昌之裁判長)は25日、異議を認め、再稼働を容認する決定を出した。判決は、昨年12月の即時抗告審決定が指摘した、同原発から約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラの火山リスクについて「大規模な破局的噴火が起きる可能性が根拠をもって示されておらず、原発に火砕流が到達する可能性は小さい」と指摘した。
大規模噴火「根拠ない」 広島高裁、伊方3号機の再稼働認める
- Published
- 2018/09/25 18:57 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 12:27 (JST)